北米レクサスがNXの特別仕様車”Black Line Edition”を発表しました。
レクサス NX にスポーティな「ブラックライン」…シカゴモーターショー2019で発表へ
レクサスは1月31日、米国で2月7日に開幕するシカゴモーターショー2019において、『NXブラックラインエディション』(Lexus NX Black Line Edition)を初公開すると発表した。
同車は、「NX 300 F SPORT」グレードをベースにした特別モデルだ。エクステリアはスポーティ性が強化されており、専用の「F SPORT」19インチアルミホイールとメッキガーニッシュが採用される。ボディカラーは、ウルトラホワイト、オブシディアン、アトミックシルバーの3色を設定した。
インテリアは、キルティング加工が施されたスポーツシートを装備する。シート素材は、通常のレザーよりも軽量で滑りにくく、耐湿性の高い「NuLuxe」を使用する。ブラックヘッドライナーも採用された。
NXブラックラインエディションでは、車載コネクティビティも追求する。専用の10.3インチのナビゲーションシステム付きマルチメディアディスプレイには、リモートタッチインターフェイス(RTI)やタッチパッドを装備した。「LexusEnformApp Suite 2.0」も標準装備されている。
上記はResponseの記事ですが、米国レクサス公式のプレスリリースを見る限りでは、メッキガーニッシュは間違いのようです(言及なし)。
公式プレスリリースによると特別装備は下記の通りです。
国内仕様と同様と思われるもの
- Mark Levinsonオーディオ(14スピーカー)
- ブラックライナー
米国独自仕様
- Arctic White and Black NuLuxeスポーツシート
- 専用フロアマット&カーゴマット
- 専用スマートキーカバー
- 19インチアルミホイール
- サイドグラフィック
特別仕様車限定かは分かりませんが、Apple Car Play対応のナビゲーションと初年度無料の4GB/月の通信+車内Wi-Fiスポット機能が付くようです。
※ちなみに米国仕様のレクサスNXはナビゲーションシステムはオプションです(ディスプレイは付いていますが、オーディオ用)。
国内の”F SPORT”仕様と異なる部分だけ見ていきましょう。
Arctic White and Blackスポーツシートはこんな感じ。
国内特別仕様車” Black Sequence”が黒ベースに白のアクセントなのに対して、”Black Line Edition”は白ベースに黒のアクセントです。白ベースなので印象がだいぶ異なりますね!”Black Line Edition”はベンチレーションに対応していることもあり、シート表皮がパンチング仕様になっているのも素敵です。ドアアームレスト部分にも白が採用されているようですが、こちらは”Black Sequence”と同様と予測。
国内仕様のNX “F SPORT”では本革ですが、NuLuxeという素材は合皮のようです。写真を見る限りは”I package”が採用しているL texよりも質感が高そうな合皮ですね(ISやRC、ESが採用している本革の風合いがあって厚みのあるL texに近い感じ)。L texを採用している”I package”にはシートヒーターはあるものの、シートベンチレーション機能はありません。”Black Line Edition”のNuLuxeスポーツシートにはシートベンチレーションも装備されるとのことです。
専用フロアマット、カーゴマット、スマートキーカバーは現時点では画像がないのでどのようなものか分かりませんね…。
参考までに下の写真は米国レクサス純正オプションのキーケースです。ちなみに価格は10ドル。
19インチのアルミは、従来から海外ではオプション設定されている鍛造アルミホイールです。国内ではレクサス純正の19インチのオプションはありません(モデリスタとTRDが設定)。ホイールキャップが通常のレクサスロゴではなく、”F SPORT”ロゴなのも特徴ですね。3,900ドルですので、40万越えの高価なオプションということになります。ちなみにTRDのNX用19インチ鍛造ホイール(タイヤセット)は66万4,000円。自分には手が出ない価格です(;^_^A
サイドグラフィックはカーボン調のステッカーのようです。私はサイドストライプなどはあまり好きではないのですが、メーカー純正だけあってこれはこれでありかなと思えるデザインですね。
価格はFFが49,600ドル~、AWDが51,000ドル~となっています。高価な鍛造ホイールや通常米国仕様ではオプションになっている各種快適装備が標準装備になっているので(国内”F SPORT”とほぼ同等の装備)、国内仕様と同等以上の価格になっていますね。
北米で販売されているレクサスが国内と比べて安い点を取り上げて、日本のレクサスはボッタクリとよく批判の対象になりますが、北米仕様の価格はベースグレードからさらに快適・安全装備やナビなどを省いたレスオプション仕様なのであまり比較にならない気がします。国内仕様と同等の装備になるようオプションを付ければほぼ日本国内と同等の価格になります(日本からの輸送費を含んでの価格なので実質的には安いですが…)。
なお、海外仕様のパーツは、残念ながら国内の共販では通常は発注できませんのでご注意を(逆輸入車で車検証があれば発注可能)。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
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コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。Black Line Editionは、Fスポーツ版のBlack Sequnceといった所でしょうか?
価格件ですが、やはり国内ユーザーはかなり割高な価格を付けられていると言わざるおえないと思います。
米国でのNX300 FWDとNX300 AWDの価格差は$1,400ですが国内での価格差は26万円、NX300とNX300hの価格差は僅か$950ですが、国内での価格差は64万円もあります。
UXでもUX200 FWDとUX250hの価格差は$2,000ですが、国内の価格差は61万円と2倍以上の価格差があります。やはり国内のユーザーは米国と比べてかなり高い価格で買わされているのは間違えないと思います。
かずぽんさん
こんばんは。”Black Line Edition”はまさにF SPORTS版の”Black Sequence”ですね。
確かにハイブリッドやAWDの差額は米国のほうが小さいですね。Lexus.comを見ると、日本ではあまり訴求されない馬力や0-60MPH加速が訴求されているあたり、ハイブリッドの経済性やエコ意識よりもパワーのほうが重視されているのでしょうね。価格の安いNX300のほうがパワーはありますから。そうしたマーケットでZEV規制に対応するためにHV車を売るためには価格を下げる必要があったのかもしれません。
NX300だけで見ると、国内の”I package”相当の装備を付けるとFFで44,710ドルとほぼ国内価格に近い金額になります。
LSも見てみましたが、やはりガソリン車は国内仕様相当の装備をプラスするとほぼ近い金額になりました(北米仕様はLSクラスの車種でもLEXUS SAFETY SENSE+Aがオプションなのは驚きです)。