レクサスNXにコムエンタープライズ(CEP)のイージーオープンキット(パワーバックドア用)を装着しました。
イージーオープンキットとは?
イージーオープンキットとは最近のドイツ車やレクサスNX “version L”/”F SPORT”に装備されている、バンパー下に足を入れるとセンサーが反応してパワーバックドアが開閉する”ハンズフリーパワーバックドア”を後付できるキットです。
買い物や旅行時などに両手が塞がっていてもパワーバックドアを開けることができるので、便利かつ実用的。
メーカーが動作を解説した動画を公開していますので、それを見ていただいたほうが分かりやすいと思います。
自分が購入したタイミングでは、後期への対応がホームページに記載されていなかったため、メーカーに直接問い合わせて、後期への対応と車両の配線も前期から変更ないことを確認してから購入しました。
かなり人気の商品で欠品と予約を繰り返していますが、発売直後に購入ということもあってすんなり入手できました。
1モデルで複数の車種に対応しているので、人気が出るとあっという間になくなるみたいです。
楽天市場やYahoo!ショッピングで購入可能です。
取り付け手順
ラゲージのフロアと内貼りの分解
センサーを設置するためにラゲージの内張りやスペアタイアを外していきます。
まずはラゲージのフロアをめくります。
ラゲージアンダートレイを外すためには写真のピンを数カ所外し、アンダートレイを外します。
このピンは指で中心を押すと簡単に外せるタイプです。
スペアタイヤのセンターにあるグレーのストッパーを外せば、スペアタイアが外せます。
スペアタイヤとアンダートレイを外すとボディが見えます。
中心にあるグレーのグロメットに配線を通すための穴を電動ドリルで開けておきます。
キックセンサーの設置
一番重要なキックセンサーの設置場所ですが、ちょうどいい場所がアンダーカバーにありました。
センサーのボックスそのままだと、覗き込んだ時に目立ちますので、センサーボックスをセンサーギリギリまでカットしました。
センサーからの配線を通すための穴をアンダーカバーにドリルで開けます。
センサーを付属の両面テープで固定します。
2018.11.09追記
センサーは当初はバンパー下に両面テープで張り付けていましたが、操作性向上と外観の改善のためにバンパーに埋め込みました。
リアバンパー~フロントへの配線
センサーからの配線を先ほど穴を開けたグロメットを通して室内に引き込み、配線止めでボディーに固定。
配線ガイドを使って、ラゲージからリアシート脇に配線を引き込みます。
脇から出したら、シート下に配線を押し込んでいきます。
リアシート周りは配線ガイドがないと引き込み作業は難しいので、 必ず用意することをオススメします。
エーモン 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m 1161
電動ドリルもできれば穴開けが簡単にできるので、用意することを推奨。
上記のブラックアンドデッカーのドリルは、キャリパー研磨でもサンダーとして大活躍しました。
電動ドライバーとしても使えるので、家具組み立て等マルチに使えます。
リアのスカッフプレートを取り外します。
スカッフプレートの端から力を入れて剥がすようにすれば簡単に外れます。
スカッフの下を通っているコルゲートチューブにセンサー配線をビニールテープで固定しておきます。
Bピラー下はサイドから配線を押し込んでいけばOK。
助手席シートを前にずらすと作業がしやすいです。
フロント内装の分解
続いてフロント助手席付近の内装を分解します。
フロントのスカッフプレートを外します。外し方はリア同様、端からこじっていきます。
助手席足元サイドのキックパネルを外します。
発煙筒の横に素手で外せるナットがありますので、ナットを外し、キックパネルをリア側に引っ張れば外せます。
続いてグローブボックスです。
グローブボックスの左側面のダンパーを外し、グローブボックス両側面を内側に押しながら手前に引くと、グローブボックスが外れます。
グローブボックス下のアンダーパネルを外します。
ツメ2か所を押さえることで、固定が解除できます。
これでBCM(ボディーコントロールモジュール)、ヒューズボックスにアクセスできるようになります。
グローブボックス&キックパネル内の配線作業
コムエンタープライスのホームページからレクサスNX用の配線図をダウンロードし、配線図通り各種配線を接続すればOKです。
(車種別配線図を閲覧するためには製品マニュアル付属のパスワードが必要)
エレクトロタップは付属していないので、細線用を購入するか、ハンダ付けやスプライト端子で電源を分岐させてください。
ちなみに、各配線はかなり細いため、接触不良防止のためにはハンダ付けを推奨。
モバイルバッテリーで使えるはんだごてが車内の作業では便利です。
自分は最近の配線はほとんどはんだ付けするようになっています。
エレクトロタップと違って、配線がスマートになる上、接触不良の心配もありません。
地味に細線用のエレクトロタップは高いので、はんだ付けのほうが圧倒的に安く確実に仕上がります。
コントロールキットは、ボディコンピュータの横に両面テープで固定し、配線を適当にビニールテープでまとめて完成です。
写真はまとめる前なので配線が煩雑になっていますが…汗
センサーのON/OFFスイッチを追加
センサーがONのままでは、機械洗車の際にセンサーが誤作動してしまうことがあることから、ON/OFFスイッチは付けたほうがいいです。
ON/OFFスイッチはキットに付属していますが、自分は純正風にしたかったので、別途純正風スイッチで操作ができるようにしました。
ワイヤーストリッパーが便利すぎる
今回のような電装関係の作業では、電工ペンチ以外にワイヤーストリッパーがあると作業効率が全然違います。
今回初めて購入したのですが、なんでもっと早く買わなかったのか後悔したほどです。
ご存知ない方も多いと思いますので、動画にてその便利さをご確認くださいw
イージーオープンキットの評価と感想は?
バンパー下に足を入れることで、パワーバックドアの開閉ができるようになりました。
とても便利で、“version L”のハンズフリーバックドア相当の装備が1万円で追加できるので満足感が高いです。
嬉しくて開けるときは手が空いていても、キックオープンしたくなりますw
また、知らない人に見せると、驚かれますw
取り付けは、レクサスNX専用の写真入りの配線図もありますし、内貼りさえ外せれば、配線図通り結線するだけなので、 それほど難しくはないかと思います。
費用:10,584円
満足度:★★★★★
作業難易度:★★★☆☆
作業時間:2時間30分
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
実際に加入した私の保険見積書も公開しております!
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