先日お伝えしたレクサスNXの年次改良情報ですが、全グレードの価格情報を入手しましたので公開します。
前回の記事はこちら。

4月にプレス発表、納車は5月以降のスケジュール。
ディーラーにて見積作成・発注は可能ですが、正式カタログはもちろんまだ簡易カタログなどもない状況とのことです。
レクサスNX2019年春の年次改良の内容
2019年の年次改良の内容は下記の通りです。
■第2世代LEXUS SAFETY SENSE+へのアップデート
・プリクラッシュセーフティシステムのアップデート(夜間の歩行者検知機能、昼間の自転車検知機能追加)
・レーンディパーチャーアラート(LDA)からレーントレーシングアシスト(LTA)へのアップデート
・ロードサインアシスト機能の追加
・先行車発進告知機能の追加■内外装色の追加
・ボディーカラー:ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉
・内装色:ブラック×アクセントサンフレアブラウン(”version L”専用)
・内装色:ブラック×アクセントマスタードイエロー(”F SPORT”専用)■走行性能の強化
・アクティブコーナリングアシスト(ACA)の標準装備
近年のレクサスの年次改良では異例の大幅アップデート内容となっています。
内外装のデザイン面での変化がないだけで、マイナーチェンジレベルの装備アップデートと言っても差し支えないレベルです。
第2世代LEXUS SAFETY SENSE+
第2世代LEXUS SAFETY SYSTEM+の内容は次の通り。
このアップデートにより、先進安全機能はUX・ES並みに高められることになります。
LDA(レーンディパーチャーアラート)からLTA(レーントレーシングアシスト)へのアップデートは非常に嬉しい!
高速道路での運転が間違いなく楽になります。
LDAとLTAの違いについてはこちらでまとめています。

先行車発進告知(TMN)も便利なアップデートです。
ロードサインアシスト(RSA)にも対応したことで、ヘッドアップディスプレイをオプションで付けたくなりますね。
アクティブコーナリングアシスト(ACA)
走行性能では、アクティブコーナリングアシスト(ACA)の搭載が目玉機能です。
ACAはアジリティ(=機敏さ、軽快さ、敏捷さ)向上のために新開発されたブレーキ制御です。マツダのGベクタリングコントロールと同様の装備です。
ACAはVSC(ヴィークルスタビリティコントロール)でも使われる車輪速センサーやステアリング舵角センサー、ヨーおよびGセンサーからの情報によって、ブレーキECUがコーナリング中のフロント内輪にブレーキをかけて、車両の旋回モーメントを作り出すスポーツドライビングのための制御を行います。
高い横加速度領域で作動し、コーナーの立ち上がりなどでの旋回加速中のアンダーステアが抑えられ、限界付近の横加速度も高める効果があるとのことです。
レクサスUXやカローラスポーツなどに装備されていますが、NXは重心も高く、ロールも大きくアンダーステアも起こりがちなので、効果が高そうです。
レクサスNX2019年春の年次改良後の価格は?
大幅アップデートされた年次改良されたレクサスNXの全グレードの価格は以下の通りです。
現行モデル(既にオーダーストップ)も比較のために載せています。
NX300(FF)
ベースグレード
年次改良後:4,425,055円
年次改良前:4,411,000円
差額:+14,055円
“I package”
年次改良後:4,604,727円
年次改良前:4,591,000円
差額:+13,727円
“F SPORT”
年次改良後:5,084,837円
年次改良前:5,071,000円
差額:+13,837円
“version L”
年次改良後:5,084,837円
年次改良前:5,071,000円
差額:+13,837円
NX300(AWD)
ベースグレード
年次改良後:4,685,237円
年次改良前:4,671,000円
差額:+14,237円
“I package”
年次改良後:4,864,909円
年次改良前:4,851,000円
差額:+13,909円
“F SPORT”
年次改良後:5,345,018円
年次改良前:5,331,000円
差額:+14,018円
“version L”
年次改良後:5,345,018円
年次改良前:5,331,000円
差額:+14,018円
NX300h(FF)
ベースグレード
年次改良後:5,057,345円
年次改良前:5,051,000円
差額:+6,345円
“I package”
年次改良後:5,237,018円
年次改良前:5,231,000円
差額:+6,018円
“F SPORT”
年次改良後:5,717,127円
年次改良前:5,711,000円
差額:+6,127円
“version L”
年次改良後:5,717,127円
年次改良前:5,711,000円
差額:+6,127円
NX300h(AWD)
ベースグレード
年次改良後:5,317,527円
年次改良前:5,311,000円
差額:+6,527円
“I package”
年次改良後:5,497,200円
年次改良前:5,491,000円
差額:+6,200円
“F SPORT”
年次改良後:5,977,309円
年次改良前:5,971,000円
差額:+6,309円
“version L”
年次改良後:5,977,309円
年次改良前:5,971,000円
差額:+6,309円
年次改良されたNXは買いか?差額は約6,000円~14,000円!
年次改良前後での差額は、ターボが約14,000円で、ハイブリッドモデルが約6,000円と、なぜかターボモデルとハイブリッドモデルで差額に違いがあります。パワートレーンとハイブリッド専用装備(メーター/エンブレム/リアバンパー)を除けば両モデルでの違いはないはず。ハイブリッドモデルのほうが上昇幅が少ない理由は謎ですね。
車両価格が改良前に比べて半端な数字になっているのは、消費税10%を見越しての価格設定だからだと思われます。
上記車両金額の税抜価格に10%の消費税を足せばキリのいい数字になります。
うがった見方かもしれませんが、消費税10%を見越した価格であることを考えると、例年9月にある年次改良は今年はなさそう。安心して買えますね笑
いずれにせよわずか6,000円~14,000円で価格差で最新の第2世代のLEXUS SAFETY SENSE+が搭載されるとは非常に素晴らしいですね。
2018年モデルのオーナーである私もちょっと悔しいぐらいの改良で、レクサスNXの商品力が一段と上がったと思います。
納車後1年レビューでも書きましたが、本当にいい車なので、年次改良によりますます買いになったと言えるでしょう。

また、こちらに年次改良モデルのおすすめメーカーオプションをまとめています。

年次改良後のモデルを発注された方は非常にこれから楽しみですね。
レクサスNXをこれから検討される方へ
都内のディーラーであれば当方からのご紹介が可能です。
レクサスは通常車両値引きはゼロですが、紹介を受けることにより、約10万円相当ディーラーオプションのサービスが可能ですので、これからレクサス車を検討されている方はお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。
なお、上記はあくまで紹介を受けることによるサービスですので、通常のサービスの交渉、下取り価格の交渉は別途可能です。
紹介キャンペーンの詳細はこちらに記載しています。

2018年モデルですが、こちらに私の注文書と値引き条件を掲載していますので、ご参考にしていただければと思います。

レクサスでは基本的に車両本体・メーカーオプションの値引きはゼロですが、既存オーナーからの紹介を受けることによって、ディーラーオプションのサービス等の特典が受けられます。
紹介キャンペーンの詳細はこちらにまとめています。

当方からディーラーのご紹介が可能ですので、都内近郊でレクサス車をご検討中の方はお問い合わせよりご連絡くださいませ。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
実際に加入した私の保険見積書も公開しております!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。いつもブログを参考にさせていただいています。
私のNXも1月に納車されたばかりで、先月の1か月点検時に聞いてかなりショックを味わった1人です。(泣)しかし僅か数千円ー1万数千円の値上げで、この装備が付くとは思いもしませんでした。この手の装備は毎年進化していますので、レクサスもテスラの様にフィールドアップデートできるようにしてくれないとユーザーの不満も解消できないのではないでしょうか?
またロードサインアシストも加わるとHUDの表示も変わると思いますが、こちらもUXなどと同じ大画面に変更になるのでしょうか?
所でこの中途半端な価格ですが、消費税を10%で計算するとピッタリと端数の無い数字になる事が分かりました。
例えば
ベースグレード
年次改良後:4,425,055円 (8%) –> 4,507,000(10%)
“I package”
年次改良後:4,604,727円 (8%) –> 4,690,000(10%)
“F SPORT”
年次改良後:5,084,837円 (8%) –> 5,179,000(10%)
という事はいつも9月ごろに予定されている年次改良は無く、この価格で消費税10%になった後も継続されるような予感がしますが果たしてどうなんでしょうか?
かずぽんさん
コメントありがとうございます。さすがに1月納車ですと、この年次改良の内容はショックですよね。
せっかくレクサスは初期からDCMを搭載しているのですから、OTAでのソフトウェアアップデートはぜひ実施して欲しいところですよね。
HUDのアップデートはカタログが来てないので何とも言えません。
消費増税後キリのいい数字になることから、自分も同じくこのままの仕様で10月以降も販売継続するんじゃないかと予測しています。価格据え置きで2回目の年次改良も無いとは言い切れませんが…。