レクサスNXに、220系クラウンの肩口パワーシートスイッチを装着しました。
いわゆる助手席パワーシートスイッチの増設と呼ばれるもので、運転席や後席から助手席シートのスライド・リクライニングが操作できるので、かなり実用的かつ便利なカスタマイズです。
動作が分かりやすいように完成後の動作を動画にまとめてみました。
肩口パワーシートスイッチとは
トヨタ・レクサスのショーファー向けモデルの一部グレードには、助手席の肩口に、パワーシートを操作するスイッチが装備されています。(アルファード/ヴェルファイアの一部グレードにも装備)
もちろん他のモデルと同様に、助手席シートのサイド下部には運転席用の操作スイッチが付いているのですが、後席左側に座るVIPのために運転席から助手席のシートが操作できるよう、助手席シートの肩口にもスイッチが追加されています。
これぞおもてなしというやつですかね…笑
助手席パワーシートは18wayから4wayまで様々ですが、肩口スイッチではシートポジションの調整をすることが目的ではないので、前後スライドと前後リクライニングの4wayの操作のみが可能です(ちなみにNXの助手席は8way)。
これまでスイッチの流用は180系クラウンのスイッチが主流でしたが、220系のクラウンからはスイッチの意匠が変わり、よりスタイリッシュなデザインになりました。
レクサスNXでも運転席から助手席を操作したいというシーンがあり、この220系クラウンのスイッチを流用して、増設することにしました。
記事の有料化について
カスタマイズ記事の一部を有料化してみようと思います。
もちろん全部ではなく、全て無料の記事も引き続き書いていきます。
具体的には、純正部品、配線図など調べるのに労力がかかったりノウハウが必要なもの、取り付け手順の解説など、私なりにいち早く人柱となってレクサスNXを弄っていく部分などを有料記事にしてみようと思います。
応援していただけると嬉しいです。
もちろん自分で調べることができる、課金する価値がないと思われるのであれば、課金していただく必要はありません。
今回の有料部分は以下の通りです。
有料記事で知ることが出来る内容
- 純正スイッチの品番と価格
- 車両に装着するために必要なカプラーの詳細や加工の手順(写真解説付き)
※今回、車両配線を傷つけないよう専用の増設カプラー&配線を作成しています。 - クラウンの配線図とNXの配線図
- 車への装着&配線処理(写真解説付き)
コメント
コメント一覧 (5件)
Daiponさん
いつも興味深い弄りで参考にさせていただいております。ありがとうございます。
この度2人目の子供ができたために上の子を助手席に乗せることが増えて寝てしまった時にシートが倒して上げれないことに不便を感じていたので思い切ってDaiponさんのマニュアルに準じて進めさせていただ
く予定で、ただ今スイッチの入荷待ちです。
是非ともスペーサーにされた加工と、増設スイッチから純正シートスイッチ割り込み部までの長さはどれくらいかご教授いただけませんか?
何せ素人なものでポイントなどもありましたら教えていただけると助かります。
岩崎さん
コメントありがとうございます。
スペーサー加工はメールさせていただきますね。
長さはすみません、現車にあわせて配線をカットしたので図っていませんが、1.5m前後ではないかと思います。
短すぎるのはもちろんNGですが、長すぎてもシート下で余らせてしまいますので、実際の装着位置までをメジャーで測られるのがいいと思います。
ポイントとしては、配線を間違えないようにすることですかね…。
自分もヒューズを1回飛ばしました。シートに流れる電流はけっこう大きいので、最悪シートのセンサーやモーター、コンピュータの故障に繋がりますので十分ご注意ください。
Daiponさん
ご丁寧にありがとうございます。
アドバイスいただいたように進めたいと思います。
Daiponさん
車種は違いますが、助手席のパワーシートのスイッチを増設しようと考えています。
配線図などはどうやって調べたら良いのでしょうか?
こんばんは。コメントありがとうございます。
ディーラーに頼んで配線図を入手して、それだけだと不安なので実際のスイッチや配線をテスターを使って調べました。