タイトルの通り、レクサスNXのホイールをレクサスRX “F SPORT”純正20インチに換装しました。
前回記載していた購入したホイールは、レクサスRX “F SPORT”純正20インチが正解ということになります。
変更前のホイール
変更前は”I package”オプションの切削光輝18インチホイールでした(”version L”と同様)。
タイヤのスペックは225/60R18です。
NX純正18インチはNXに似合ったいいデザインだと思いますが、やはり扁平率60%のタイヤの厚さが気になるのと、RAV4の19インチやRXの20インチホイールに比べると大きさが少々物足りなくなってしまうのも事実。
というわけで、NX納車後1年経過でホイールの換装を決意。
レクサスRX “F SPORT”純正20インチを選んだ理由
GS F純正デザインの19インチホイールと散々迷いましたが、今回はRX “F SPORT”純正20インチを選びました。
たまたま、極上中古が比較的安価に見つかったのと、やはりどうせ換装するなら2インチアップした見た目を重視。
GS F純正タイプは今後機会があればスタッドレスで履けばいいかなと。
19インチ用の225/55R19タイヤはCX-5やCX-8でも使われているので、スタッドレスタイヤの選択肢は比較的豊富です。
スタッドレスは10系RX純正の18インチに履かせていますが、今回NX純正18インチにスタッドレスは組み換えて、10系RX純正18インチは(NXのタイヤ付きで)売却予定。
冬はとりあえず今のところNX純正18インチを装着する予定ですが、もしかするとGS F純正タイプに換装する可能性もあります。(スタッドレス付きのNX純正18インチなら高く売却できそうなので、追い金が少なくて済みそう)
今回、RX “F SPORT”純正20インチに履かせるタイヤは、RX純正と同サイズの235/55R20にしました。
235/55R20だと、NX純正の225/60R18から5.4%ほど外径大きくなりますが、車検のスピードメーター試験の許容範囲と判断。
ホイールに付いていたタイヤは残り溝が少なかったので、中古で程度のいいタイヤを入手して組み換えを行います(当然組み換えは自分ではできないのでショップ施工)。
NXに装着できるタイヤについては、こちらの記事の解説を参照ください。
レクサスRX純正ホイールの取り付けに必要なパーツ
今回購入したホイールには空気圧センサーが付いていなかったため、新規に手配しました。
空気圧センサーが付いていなくてもメーター内の警告灯が点灯するだけでなので特に問題はないのですが(昨年冬タイヤで経験済み)、今回タイヤの組み換えもしますので、新規に空気圧センサーを手配しました。
純正品番は42607-30060で、PMV-C010と書いてあるタイプが適合します(レクサス・トヨタ車では空気圧センサーが複数あるので間違えないように注意)。ちなみに価格は6,000円/個(税別)です。
組み換え~装着
今回はタイヤの組み換えが必要だったので、タイヤの組み換えから車両への装着までショップでの施工です。
事前に各種部品を送付。RX純正20インチホイールに付属のタイヤは廃棄し、別途用意したタイヤに組み換え&空気圧センサーの取り付けをしていただきます。
そして、車両のホイールをRX純正20インチに換装します。
空気圧はRX指定の230kPaより少し高めの240kPaに設定しました(ちなみにNX指定は220kPa)。
その上で、取り外したNX純正18インチホイールに付いている純正サマータイヤと、10系RX純正18インチホイールのスタッドレスタイヤを入れ替えます。
NX純正18インチホイール(スタッドレス)と10系RX純正18インチホイールは両方とも持ち帰り、10系RX純正18インチホイールは今後ヤフオク&メルカリで売却します。
※欲しい方は問い合わせいただければご相談させていただきます。
今回、NX純正18インチに付属していた空気圧センサーは取り外しておきました。
これは今後、GS Fタイプをスタッドレス用に購入した際に利用するためです(その際、NX純正18インチ+スタッドレスは売却してしまうので)。
NX純正18インチをスタッドレスで使う分には、空気圧センサーは使えませんが、致し方なしです。
マックガードのホイールロックナットを装着
マックガードの概要
レクサスRX “F SPORT”純正の20インチホイールはオークションでも高値で取引されていて人気もあるので、今回、盗難防止のためにマックガード(McGard)のホイールロックナットを装着しました。
マックガードはトヨタ・レクサスをはじめ、各メーカーが純正オプションで採用しているホイールロックナットです。
今回はトヨタ純正オプションを新品未使用で入手できたので、そちらを利用しました。
マックガードブランドでも製品番号「MCG-31256」がトヨタ・レクサス車純正ホイール対応の同等品として販売されています。
Amazonでは平行輸入品も安く売られていますが、平行輸入製品 (パッケージ・説明書など表記が英語のもの) については、ユーザー登録・スペアキーの注文・製品のクレームなどすべてマックガード米国本社での対応となります。
紛失さえしなければ並行輸入品でも品質・機能は同等ですので、価格かサポートか、重視する内容で選べばいいかと思います。
マックガードのホイールロックナットは、ソケットの形状が星形のような異形、かつ1つ1つ異なっており、市販のソケットでは噛み合わないためナットが回せない=外れないようになっています。
この特殊な異形パターンのロックナットを回すためには、製品に付属する専用のソケットが必要です。
各製品にはこのソケットの形状を示すシリアルナンバーを記載したカードが付属しています。
ソケットを破損or紛失した場合、メーカーにソケットを再注文する際にシルアルナンバーは必要になるので、絶対にカードを無くさないようにしましょう。
ホイールナットの種類
普段純正ホイールだと意識しませんが(自分もそうです)、メーカーごとにホイール固定用のボルトの規格が異なっています。
ボルトの規格としては、Mで表すボルトの太さとPで表すピッチ(ネジ山の間隔)があり、当然両方が合っていないと使えません。
例えば、トヨタの場合はM12×P1.5、日産の場合は、M12×P1.2ですので、トヨタ用のナットは日産車には付きませんし、その逆も然りです(ボルト径は同様のなので一見つきそうだが、ピッチが違うので強引に締めるとねじ山が変形します)。
ちなみに同じトヨタ車でも、ランドクルーザーやハイエースなど荷重がかかる車種では通常よりも太めのボルトが使用されているので注意が必要です。
ボルト以外にナットの形状(貫通か袋か、ナットの長さ、座面の形状)にも注意が必要です。ホイールによって、適合するナットの形状が異なります。
貫通ナットはその名の通りナットの頭が空いていて、ボルトがナットから飛び出るタイプです。それに対して、袋ナットはボルトが飛び出ないタイプで、トヨタ・レクサス車では基本的には袋ナットが採用されています。
また、座面形状も注意が必要で、トヨタ・レクサス車の純正ホイールでは、基本的に平座(平面座)が適合します。
平座はナットのホイールの接点部分にワッシャーのようなパーツが付いているのが特徴です。このワッシャー部分でホイールをしっかり固定することができるようになっています。
ちなみに、社外品のホイールは、テーパーナットが一般的で、トヨタ・レクサス車に社外品ホイールを装着する場合は、テーパーナットで固定することになります。
適応外のナットを使用すると、ホイールが固定できず脱輪等に繋がるので十分注意するようにしてください。
マックガードの取り付け手順
マックガードのホイールロックナットは4個で1セットになっており、ホイール1本につき、1個のロックナットを使用します。
ホイールには5個のナットが付いていますが、そのうち1個をロックナットに変更するだけで十分効果があるということですね(ホイールロックナットが1個でも外れなければ、ホイールを取り外すことはできないので)。
マックガードはソケットの勘合部分が特殊形状なだけで、ナットの締め方などに特別な手順が必要なわけではありません。
付属している専用ソケットを、クロスレンチやトルクレンチの先に取り付けて使います。21mmのソケットの先に装着が出来ました。
トルクレンチを使って規定のトルクで締めることだけ忘れないようにしましょう。レクサスNXの規定トルクは103N・mです。
空気圧センサーの登録/設定作業
最後に交換した空気圧センサーを車両に認識させるためには、空気圧センサーの登録/設定作業必要です。
NXには2セットまで空気圧センサーを登録することができるようになっています(そのため、夏タイヤと冬タイヤの空気センサーをそれぞれ登録可能)。
“F SPORT”グレードであれば、マルチファンクションディスプレイで4輪の空気圧の値が確認できるのですが、残念ながら”F SPORT”以外は確認できません。空気圧が下がった時の警告灯のみとなります。
登録作業は自分でやろうとしたのですが、何度やってもうまく登録できなかったため、結局ディーラーで登録してもらいました(ちなみに工賃は4本で2,000円(税別))。
レクサスRX “F SPORT”純正20インチの評価と感想は?
装着前と装着後で比較してみます。
こちらがNX純正18インチを履いた状態。いかにも純正、標準といったバランスですね。
そして、こちらがRX “F SPORT”純正20インチを履いた状態。
事前に作成していたほぼ合成画像通りで、非常にマッチしています(当たり前と言えば当たり前w)。
NX純正18インチから2インチアップの20インチとなり、迫力が増しました。
ホイールデザインは当然レクサス純正なので、NXにもマッチしていますし、ダークプレミアムメタリック塗装という、ガンメタリックのような暗めのグレーですので精悍な印象です。
乗り心地についてですが、RX純正採用だけあって悪くなったということはありませんが、扁平率がNXの60%から55%に下がりましたので、やはり若干硬くなった印象はあります。
タイヤの幅が少し広くなることでグリップ力が上がる一方、ステアリングも気持ち重くなった気がします。
ステアリングについては、そもそもNXのステアリングは軽すぎると感じていたのでちょうどいい感じ笑
直進安定性も向上した感があります。
総じて見た目・乗り心地含めて大満足です。
あとは冬のホイールをNX純正から変更するかどうするかですが、これは冬まで悩むことにします。
NX純正ホイールからわざわざ空気圧センサーを外したからには、きっと変えるような予感がしています…笑
来週天気が良ければ、都内某所でこのホイールで撮影してきます。
エクステリアはほぼ完成ですが、あと1つだけ追加したいものがあります。
実施可能かどうかディーラーに確認中ですので、出来るということであれば今月作業予定です。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
実際に加入した私の保険見積書も公開しております!
コメント
コメント一覧 (15件)
RXFスポーツ純正20インチの装着にて、現在問題なく走行してるでしょうか?
その後の近況も聞きたいです。
タイヤハウスはギリギリ攻めてますし。
ショックアブソーバーとのクリアランスも攻めてると思います。
宜しくお願いします。
けんたさん
コメントありがとうございます。
半年走行しましたが、全く問題ないですね。ハンドル全切りしても問題は特にないです。
ローダウンしてたらまた別かもしれませんが。
はじめまして。
すごくいいですね!18インチのほうがバランスがいいですね。
私も興味があるのですが、質問させてもらってもよろしいでしょうか?
RXのFスポ専用アルミの色に、マックガードの31256は色は合いますでしょうか?
はじめまして。
自分は20インチのほうが気にっているので、18インチは手放してしまいました笑
31256でも問題なく似合ってますよ。RXのホイールはブラックではなくガンメタリックですので全く問題ないです。
逆にブラックのマックガードにすると、ロックナットではないナットもブラックに変えないと色が合わなくなって変だと思います(しかもナットを黒にすると無駄に目立ちそう…)。
ありがとうございます!参考にします。
RXのFスポ用20インチにはシルバーメッキの31256でも違和感ないんですね。
RXにロックナットをオプションで付ける場合は、他の純正ナットの色に合わせてなのかFスポ専用アルミにはガンメタっぽい色のロックナットしか選べないようです。
バージョンLにも付けれる通常のアルミ用のロックナットは通常のメッキタイプです。
値段が通常のメッキのロックナットは約1万、ガンメタのが約2万ぐらいで倍ぐらい差があります。
NXに付ける場合だと、4本ともシルバーメッキになるので大丈夫そうですね!
あと、バランスがいいというのは20インチの間違いでした。
失礼しました!
確かにRXは”F SPORT”グレードの場合、ナットもブラックメッキになりますね。
なので違和感がないようにロックナットもブラックになるのでしょうね。
NXの場合、”F SPORT”のホイールはRX同様のダークプレミアムメタリック塗装ですが、
ホイールロックナットにブラックメッキを設定していないところを見ると、
ナットは通常のシルバーメッキなのでしょうね。
結果、NXのナットを流用するのであれば、シルバーのマックガードのほうがよさそうです。
ホイールの件了解です笑
はじめまして
RXの純正ホイール装着を参考にし先日、私もRXの純正fスポーツ20インチにしましたが以前のスタッドレス18インチと比較して燃費が9キロに落ちてしまいましたスタッドレスの時は12キロ程でしたのでこんなに変わるものなのでしょうか?タイヤもRXの純正です。
当方、300hですハイブリッドなのに期待外れですね
貴殿は20インチにした後燃費はいかがですか?
教えて下さい。
はじめまして。コメントありがとうございます。
現在は19インチにスタッドレスを履いており、20インチの燃費は分かりませんが、大幅に落ちたという実感はあまりなかったです。
バネ下重量が増えたと言っても、12→9キロはさすがに落ちすぎな気がしますね。エアコンなどほかの原因もありそうな気がします。
回答ありがとうございます。
エアコン使用しておりませんがあきらかに燃費が3キロ程落ちております。現在9キロ/L程です。
他の原因がないかディーラーで確認しようと思います。
18インチから20インチにしたのでタイヤの外径が大きくなったのが要因の様でした。調べたら外径が50ミリ大きくなりメーター100キロの時実際のスピードは93キロ程度のようでオドメーターの距離も少なく表示されるようです。
なるほど!確かに言われてみると、その通りですね。
クルマ側の見かけの走行距離が少なくなる一方、ガソリン消費は正確に計測されるので、メーター上の燃費は悪化しますね。
もちろん、実際の給油ではそんなに悪化しているわけではないということですね。納得しました!
こんばんは 自分もnx乗っているものです。
この前偶然にもRX純正のnxを発見しました。
写真よりカッコ良かったですよ
こんばんは。コメントありがとうございます。
実物は迫力もあってマッチしていると思います。個人的にはGSFのほうが好きなのは変わらずですが…笑
はじめまして!
当方今月の13日から、中古のNX300h Fスポーツに乗っています。
DAIPONさんのブログを参考に、レクサスRX “F SPORT”純正20インチに、235/55R20タイヤを装着しています。見た目には満足です!
ただ、、前進は全く問題ないですが、ハンドル全切りでバックすると、微かに内側に当たっている音がするので、次回は245/45R20にしようと思います。
一点質問ですが、タイヤの外形が大きくなると計算上燃費はどうなりますか?
現在平均燃費12㎞です。ハイブリッドとしては、かなり低いかと思います。
実燃費はもう少し良いと思いたいですが、あくまでも純正サイズによる計算になるかと思いますので、仕方ないですかね、、、
あと、運転席シートですが、ドア側座面のフチが、かなりヘタっていて、何とかしたいのですが、、。
リペアする方法や対応店舗等ご存知でしたら、コメント頂ければ嬉しいです!
はじめまして。コメントありがとうございます。
私は全切りしてバックしても特に当たってる感じはないのですが、ガソリン車とハイブリッド車で違うのでしょうかね…?
もしくは駆動方式とか。当方はFF(2WD)です。
タイヤの外径が大きくなると、メーターに表示される計算上の燃費は悪化します。
理由は2つあって、単純にバネ下荷重が重くなることによって実燃費が悪化するのと、外径による計算です。
外径(直径)が5.4%大きくなるということは、タイヤ外周も5.4%大きくなります(円周は直径×3.14)。タイヤ1回転で進む距離が、純正タイヤと比較して実際には105.4%になるということになりますが、メーターでは純正サイズを基準にした距離で出すため、実走行距離よりメーター距離が少なくなります。
実走行した距離の燃料消費の割にメーターが少なくなることにより、計算上の燃費=走行距離÷燃料消費が悪化します。
ちなみに、外径変更後の実際の燃費を測定する場合は、満タン法で計算するしかありませんが、走行距離はメーターではなくGPS等で正確に測る必要があります。外径を変更したことによりメーターの距離では正確に計算ができないためです。
質問2点目のシートについては、試したことがなく、ちょっと分からないですね…。ネットではウレタンを詰めたりして補修してもらえる業者があるようなので、検索してみてください。