レクサスNXの後席にフルカラーLEDフットランプを増設

後席フットランプ

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新型20系レクサスNXには、豊田合成が開発したレクサス初のフルカラーLED車内ランプが採用されています(豊田合成のプレスリリースはこちら)。

このフルカラーLED社内はフロントのフットランプにも採用されていますが、残念ながら後席にはフットランプはありません。LSでさえ後席フットランプはないので、NXは当然…という感じでしょうか。

今回は純正のフルカラーLEDフットランプを後席に増設しましたのでご紹介します。もちろん発光色も車内イルミネーションの設定に連動して変化します。

増設した後席フットランプ

いきなりですが、増設した後席フットランプ。

前席と同じ純正フットランプを使用していますので、光量・発光色ともに前席と連動です。Dレンジで減光するのも同じ。

後席フットランプ
後席フットランプ

実際に社内イルミに連動する様子を動画で撮影してみました。

ちゃんと社内の設定に連動していることが分かりますね。

純正部品の入手

純正部品はトヨタモビリティパーツ(旧トヨタ部品共販)で発注が可能です。

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記事の有料化について

20系NXからカスタマイズ記事の一部を有料化してみようと思います。

もちろん全部ではなく、全て無料の記事も引き続き書いていきます。

具体的には、純正部品、配線図など調べるのに労力がかかったりノウハウが必要なもの、取り付け手順の解説など、私なりにいち早く人柱となって新型レクサスNXを弄っていく部分などを有料記事にしてみようと思います

投げ銭感覚で購入できる金額にしています。応援していただけると嬉しいです。

もちろん自分で調べることができる、課金する価値がないと思われるのであれば、課金していただく必要はありません。

今回の有料部分は以下の通りです。

有料記事で知ることが出来る内容

  • 純正フットランプの品番と価格
  • 車両に装着するために必要なカプラーの詳細や加工の手順(写真解説付き)
    ※今回、車両配線を傷つけないよう専用の増設カプラー&配線を作成しています。
  • 車への装着&配線処理(写真解説付き)
  • 光量アップに関する考察
  • 取付の注意点

純正部品について

前席フットランプの品番と価格はこちら。

インテリアイルミネーションランプASSY(81080-78010):1,496円/個

左右に増設するのであれば2個必要です。

ちなみにドアトリムのアンビエントライトやセンターコンソールのアンビエントライトにも同じものが使われています。

増設の概要

以前のレクサス車・トヨタ車のフットランプは1色発光だたっために、プラスとマイナスの単純な2極でしたが、今回はフルカラーLEDのために5極となります。

フットランプの構造
フットランプの構造

通常はRGBとGNDの4本が定番ですが、新型NXではそれらに加えてもう1極+の配線が出ています。

RGBの3本はルームランプコトントロールリレーに繋がっています。もう1極の+信号の配線図を見ましたが、各インテリアランプの+同士が繋がっていることは確認できましたが、役割は不明でした(フットランプには後述するようにマイコンが搭載されているので、想像ですがマイコン駆動の電源線だと思います)。

LEDフットランプを増設する際には、この5本から後席用に分岐させてあげれば大丈夫です。

イラストで書くと下記のようになります。

フットランプ増設イメージ

今回は5本の線が必要になりますので、リボンケーブルを使いました。

細線がリボンのように繋がっていますので、配線の取り回しがしやすいのが特徴です(もとは10本だったので、5本×2で割きました)。もちろん、エーモンの細線コードなどを5本用意するのでも問題ありません。

純正マルチカラーLEDフットランプに接続するカプラーは下記の通り。20系NXは車両の配線を出来るだけ傷付けないように作業していく予定ですので、割込みカプラーとして、運転席/助手席分としてオスを2つ、メス4つを用意しました。

このような割込みカプラーを2セット作成し、車両に取り付けます。

作成した増設配線
作成した増設配線

車両への装着

車両のアンダーカバーを外します。助手席側はクリップで止まっているだけ、運転席側はビスとクリップです。

助手席はクリップのみ
助手席はクリップのみ
運転席側は赤○のビスを外す必要あり
運転席側は赤○のビスを外す必要あり

純正のフットランプとカプラーの間に作成した割込みカプラーを挿入します。

フットランプに作成したハーネスを装着
フットランプに作成したハーネスを装着

ちなみに当方は”version L”ですが、“version L”にもベースグレード用の単色のフットライトの配線が来ていました(写真青○)。単色でよければ、下記のような既製品の増設キットで簡単に増設が可能です。

あとは、後席まで配線を引っ張るだけです。

今回は配線経路として左右のスカッフプレートを通して、前席シート下に出すことにしました。

スカッフプレートの中を通す
スカッフプレートの中を通す

センターコンソールを通す方法も考えましたが、センターコンソール側のパワースライドシートのレールの隙間がほとんどなく断念

前席シート下まで通したら、フットランプに面ファスナーを貼り付け、シート下に固定します。シート下はカーペット素材なので、面ファスナーで取り付けが可能。車両にダメージを与えることなく取り外しも簡単なので、オススメです。

シート下の配線は配線チューブで保護しておきます。こうすれば見た目も問題ないです。

配線は配線チューブをかぶせるとスッキリ綺麗に。
配線は配線チューブをかぶせるとスッキリ綺麗に。

光量アップ、加工する上での注意点

光量アップの注意点

新型レクサスNXに限らず、レクサス車/トヨタ車の純正イルミネーションは全般的に暗いです。

新型レクサスNXも当然暗いので、光量アップを検討しましたが、フットランプを分解した結果からは難しいと言えそうです。

フットランプの構造
フットランプの構造

以下理由を記載しますが、少し専門的な話になります。

一般的に光量アップには、より低い抵抗値の抵抗に打ち換え、またはより発光効率の高いLEDチップへの打ち換えが考えられますが、RGBのLEDの場合は両方とも困難です。

RGBのチップは、RGBの素子ごとに発光効率が違います。基本的には発光効率は緑>青>赤の順です。仮に同じ1KΩの抵抗を付けた場合、緑が一番明るくなり、赤は暗くなるといったように、光量が異なります。

各チップごとにこの発光効率の特性は違いますので、純正フットランプは純正チップにあわせた抵抗値を採用しており、このバランスを無視して勝手に低い抵抗値に変更すると色のバランスが崩れてしまいます

仮に、緑が1.5KΩ、青が1KΩ、赤が500Ωとして、それを全て半分にしても均等に光量が1/2になるわけではないのです。電流と明るさの関係はリニアな直線ではないですし、その特性もRGB各素子で異なるためです。

次にLEDチップの打ち換えですが、前述の通りチップごとにそのRGB素子の発光効率は違いますので、明るいLEDチップに変えても、純正チップと各RGBの特性が違うことからの色のバランスが崩れてしまうことになります

純正フットランプには豊田合成のプレス及び分解結果から、RGBで調色するためにフットランプに搭載されたマイコンPIC16F18324(チップにプリントされた型番から推測)が使われており、このマイコンがPWM制御していると思われます

PIC16F18324と思われるチップ
PIC16F18324と思われるチップ

このマイコンのPWM制御を明るくするように変えてあげれば、光量アップは可能と思われますが、難易度はかなり高そうです。

このPIC自体は180円ほどで購入できる汎用品ですが、純正のアンビエントライトのカラーを制御するための入力信号と調色するための出力信号を解析する必要があり、そのプログラム書き換えはほぼ困難と思われます。

オシロスコープなどを駆使すればできなくはないと思いますが、個人が趣味でやるには割に合わなそうです。

加工する上での注意点

今回増設した後席フットランプ同様に、分岐をさせることで同じように純正カラーのフルカラーLEDの増設は可能ですが、あまり分岐させることはオススメできません。一応私もあと2~3か所くらいは増設を考えています(まだ構想の段階ですが…)。

フットランプをはじめとしたイルミネーション系には車両にヒューズがなく、ECU直結となっています

フットランプにはもともと低電流しか流すことしか想定していないため、この配線に多数のLEDを繋ぐと過電流となり、ECUを破壊していまします(10系NXで経験なり…)。メインボデーECUが壊れると交換するしかなくなり、部品代+工賃で15万円コースです

今回、後席のフットランプを増設するくらいでは大丈夫でしたが、同じような方法であまり増やすことは推奨しません。どこまで増やしても大丈夫かは正直分かりませんので…。

後席を増やす際も自己責任でお願いします

また、フットランプの配線をショートさせた場合も同様にECUの破損に繋がりますので、十分注意して作業してください

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この記事を書いた人

都内在住の30代の会社員。ブログ「LIFE with NX」を運営しています。

レクサスNXオーナーとして、純正の上品さを崩さず、カスタマイズしていきます。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • すいません。名前が表示されますので、コメント削除してください。ご面倒かけますが、よろしくお願いします。

    • 削除しておきました。

      ベースグレードの場合でも、マルチカラーは不可ですが、単色なら増設可能です(単色の前席フットランプは付いていますよね?)。

      また、社外品でもよければ、ドア、フットランプのマルチカラーは海外ではキットが登場しています。純正モニターではなく、外付けスイッチやスマホのアプリ操作になりますが。

  • 掲載ありがとうございます。先ほど有料記事読ませて頂きました。
    早速の質問で恐縮ですが、分岐カプラを制作する際に使用するコネクタピンへの配線接続時は専用工具(かしめる際の圧着工具など)必要でしょうか?また、専用カプラ内で行っている分岐は具体的にどうやって行っているか写真などあれば助かります。低レベルの質問で申し訳ございませんがご教示頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。(当方、来月初旬頃にNX350hf納車予定です!)

    • こんにちは。購読ありがとうございます。
      分岐は私は一部配線の被覆を剥いて半田付けしています(そのあとビニールテープで絶縁)。
      スプライス端子や、分岐ギボシ端子でも良いかと思います。
      よろしくお願いいたします。

  • 早速のご回答ありがとうございました。
    参考にさせていただきます。

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