新PC稼働中&新旧PCベンチマーク結果比較

LIFE with NXからのお知らせ①
タイヤ空気圧表示ユニットの在庫が少量ですがあります。商品・購入の詳細はこちらをご覧ください。
LIFE with NXからのお知らせ②
ウェルカムモーションユニット通常版の在庫がごくわずかですがあります。
商品・購入の詳細はこちらをご覧ください。


3月15日に注文していた新デスクトップPCが4月4日に到着して順調に稼働中です。

LIFE with NX
PCを増設予定です | LIFE with NX 今回は車のネタではなくPCネタになります。 タイトルの通り、PCの増設をする予定です。 現在の私のPC環境は下記の記事のとおり、Surface Pro 3とMacBook Pro 15インチ(Ret...

今回はメモリ・増設作業とSurface Pro3 とのベンチマーク比較をまとめてみました。

目次

今回購入したPC

今回購入したのは、lenovoのIdeacentre 510Sというモデルです。


※モニターは別売りです。

Ideacentre 510Sは細かいスペックのカスタマイズこそ出来ないものの、売れ筋のスペックを複数用意されているので、その中から選ぶことができます。
スペックが決め打ちな分、DELLなど他メーカーよりも格段に安いのが特徴です。

また、デスクトップPCにも関わらず、標準で無線LANやBluetoothに対応しているのもポイント
今まで使っていたBluetooth対応のキーボードやマウスがそのまま利用できます。
(一応優先式のマウス・キーボードは付属していますが…なくていいから安くならないかな…)

今回自分が選んだのは、90K8000LJPというモデル。

最初はコストパフォーマンスに優れていた90K8000MJPにしようと思っていました。

54,572円でCore i5&メモリってコスパ良すぎだと思いませんか?

90K8000MJPと90K8000LJPの違い

90K8000MJPと90K8000LJPの違いはCPUのみで、90K8000MJPはCore i5-8400ですが、90K8000LJPはCore i7-8700にグレードアップします。

Core i7-8700とCore i5-8400の大きな違いは、動作クロックと処理できるスレッド数。そもそものクロック周波数がCore i7-8700のほうが高く、消費電力に余裕がある場合に動作クロックを引き上げるTurbo BoostでもCore i7-8700のほうが周波数が高くなっています。
また、スレッド数を増やすHyper-ThreadingはCore i7-8700のみが対応しています。

CPUの比較

Core i7-8700とCore i5-8400で差額は2万4,000円ほどありますが、最低でも5年は使うことと、最近は動画のエンコードも増えてきたことを踏まえて、Core i7-8700搭載の90K8000LJPを選びました

また、趣味の写真でもちょっとRAWデータを編集したい場合はやはりスレッド数が効いてきます。
ブラシなどを使った部分補正ではかなりCPUのパワーを使いますので。

今回、CPU以外は最低限のスペックにしていますので、到着後メモリとSSDの増設を行いました。

PC到着まで20日ほどかかりましたが、安いので全然OKです。(数日で到着する即納モデルもあります)

メモリとSSDの増設

lenovoではあらかじめメモリ16GB仕様やSSD256GB搭載仕様のモデルも販売されていますが、価格が10万2,816円と、90K8000LJPから2万4,000円近くアップします。

ノートと違い、デスクトップPCはパーツのグレードアップも容易なのがメリットです。
PCI Express ×16スロットも装備されていますので、グラフィックカードの増設も可能です(自分はPCでゲームしないのでCPU内蔵GPUで全然OK)。
電源が180Wなのであまり高性能なグラフィックカードは載せられませんが…

最近ではメモリもSSDもかなり安くなってきているので自分で増設したほうが、断然安く済みます。
と、いうわけで秋葉原でメモリとSSDを調達しました。

メモリ

メモリの規格は複数あるので、スペックを確認し、間違えないようにします。
Ideacentre 510Sに搭載されているのはPC4-21300 (DDR4-2666)という規格になります。同じPC4-21300でもノート用とデスクトップ用があるので、デスクトップ用のメモリを購入。

標準では8GBのメモリが1枚刺さっており、それを外して16GB×2枚の32GB仕様にするか迷ったのですが、ひとまず既存の8GBを活かして8GB×2の16GBにすることにしました
RAW編集が多くなってメモリ不足を感じるようになったら入れ替えを検討すればいいかなと。その頃にはさらにメモリが安くなっていることも想定されますので。

秋葉原で6,000円くらいでしたが、ネットのほうが安かったりしますね…汗

M.2 SSD(NVMe対応)

Ideacentre 510SはPCIe NVMe接続に対応したM.2スロットを搭載しているので、高速なSSDが選択できます。

SSDは4月に発売されたばかりのGreen HouseのGH-SSDRMPA480を選択。

GH-SSDRMPAシリーズ

M.2対応の480GBで税込9,980円と、このクラスのSSDとしては破格の価格設定です。

しかも安いだけでなく、PCIe Gen3x4 NVMe Ver.1.3に対応し、読込 3,400MB/s、書込 3,000MB/s(960GBの場合。480GBの場合は書込 2,000MB/s)というハイスペックぶり。

調べてみましたが、残念ながらネットでは販売されていないようです。

メモリ・SSDの増設作業

外観

こちらが開封したIdeacentre 510S

本体の寸法は、100x308x275mmと非常にコンパクトです。

正面パネルはプラスチックですが、ヘアライン加工がしてあったり、電源ボタンもスピン加工がされているなど質感は悪くありません。
最近ではほとんど使用しなくなりましたが、DVDドライブも標準で搭載しています。

正面にUSB端子やスピーカー端子、SDカードスロットがあるのも便利ですね。ミラーレス一眼で撮った写真をすぐ取り込めるので、こうした使い勝手の良さは結構重要です。

Ideacentre 510S

メモリの増設

メモリやSSDを増設するためにはマザーボードにアクセスする必要があります。

背面のサイドパネルを固定しているビスがあるので外します。

サイドパネルを固定している背面のビスを外す

ビスを外してしまえばサイドパネルは背面方向にスライドさせれば取り外すことができます。

ついでに正面パネルもツメで固定されているだけなので、取り外します。

メモリスロットですが、HDDとDVDドライブの下にあるため、まずはHDDドライブとDVDドライブを取り外す必要があります。

メモリはHDDの下

HDDとDVDドライブに接続されているコネクタを抜きます。

次に、HDDマウンタを固定しているビスを外します。

HDDのマウンタを固定しているビスを外す

これでHDDマウンタが持ち上がりますので、フレーム側に90度回転させながら持ち上げるようにし、取り外します。

DVDドライブはコネクタを抜いたあと、正面パネル側に押し込めば取り外せます。

HDDとDVDドライブを外せばメモリスロットにアクセス可能

2つあるメモリスロットのうち、1つには8GBのメモリが刺さっていますので、もう1つの空きスロットにメモリを取り付ければ、メモリの装着は完了です。

M.2 SSDの増設

M.2 SSDは高速な分発熱もすごく、温度が上昇すると動作スピードを自動的に制限するサーマルスロットリング機能が働いてしまいます。
そこで、発熱上昇を抑えるためにSSD用のヒートシンクを用意しました。

今回利用したのはSilver StoneのSST-TP02-M2です。

独特な断面形状のヒートシンクで、ネットの口コミでも冷却効果が高いと評判だったため選択。

固定は放熱パッドを取り付け、付属のシリコンゴムで固定するだけと簡単。

独特な断面形状のヒートシンク

M.2スロットはマザーボードの前方下側にあります。

赤丸がM.2スロット

M.2スロットにSSDを挿入して、ネジ止めすれば完成です。

SSDをビスで固定

あとは逆の手順で戻していけばOKです。

OS起動ドライブの複製

無事メモリとSSDを増設したら、OSの起動ドライブを変更します。

Ideacentre 510Sは、標準では1TBのHDDを搭載しており、Windows10もそのHDDにインストールされています。
そのため、SSDからWindows10を起動させるには、HDDの内容をSSDにコピーする必要があります。

無料のEaseUS Todo Backupを利用してOS起動用のドライブを複製

やり方はこちらのサイトを参考にしましたが、特に問題なく移行は完了。
HDDはフォーマットし、データ用のドライブとして利用します。

Ideacentre 510Sのベンチマーク結果

どの程度これまで使っていたSurface Pro3から早くなったのか、ベンチマークソフトで測定し、結果を比較してみました。

SSDのベンチマーク結果

ストレージデバイスの能力を測るベンチマークとして、定番のCrystalDiskMarkで計測しました。

標準搭載のHDD(1TB/7200rpm)の結果がこちら。
ちなみに搭載されているHDDはWESTERN DIGITALのWD10EZEXでした。

シーケンシャルリード:200.6MB/s

シーケンシャルライト:192.1MB/s

標準のHDDの結果続いて増設したGH-SSDRMPA480の結果がこちら。

シーケンシャルリード:3129.2MB/s

シーケンシャルライト:2095.0MB/s

GH-SSDRMPA480の結果

ほぼメーカースペック通りの結果が出ました。

HDDと比較して、リードが15倍、ライトが10倍と段違いに高速になっています
体感でも、Windowsの起動・スリープ/復帰が一瞬とかなりの快適さ。

ちなみに、これまで使っていたSurface Pro 3の結果がこちら。

Surface Pro 3の結果

Surface Pro 3もSSDを搭載しているので、もちろん現在のHDDと比べてもかなり快適ではありますが、SATA接続でまた発売自体も5年ほど前になりますので、最新のM.2 SSDとは大きな開きがありますね。

Windowsの起動スピードでも、Ideacenter 510SはSurface Pro 3よりも明らかに早くなったと体感できるレベルで違います(CPUやメモリも全く異なるので単純比較は難しいですが)。

PCのベンチマーク結果

PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトとして、PC Mark 10を測定しました。

Webサイトの閲覧、ビデオチャット、ドキュメントの作成と表計算ソフトの利用、写真やビデオの編集、ゲームといった、実際によく使われるアプリケーションとその利用シーンに即したテストを行うことで、システムのリアルなパフォーマンスを計測・数値化することができます。

Ideacenter 510SとSurface Pro3 のベンチマーク結果がこちら。

PC Mark 10の結果

「Essentials」は、アプリケーションの起動速度やWebブラウジング関連の処理性能などを計測したスコア。「Productivity」は、表計算アプリやワープロアプリの処理性能を計測したスコア。「Digital Contents Creation」は、写真や動画編集、3Dレンダリングなどデジタルコンテンツ制作に関わる作業の処理性能を計測したスコアです。

当然ながら全ての項目でIdeacenter 510Sが2~3倍のスコアで勝っています

スコアが全く違うだけでなく、PC Mark 10を完走するまでにかかった時間も、Surface Pro3 はIdeacenter 510Sの3~4倍かかりました。それでけSurface Pro3 は処理に時間がかかるということですね。
こちらの差のほうがスコアよりも分かりやすいかもしれません。

HandbrakeでのH.264のエンコードはSurface Pro3は10FPS未満でしたが、Ideacenter 510Sでは70FPS以上と7倍以上に高速化
エンコードにかかる時間が7分の1以下に短縮されました。
これが一番の目的でもあったので、効果が出て大満足です。

まとめ

5年の月日とデスクトップ用のCPUで大幅にPC環境はパワーアップしました。
さすがに最新のPCは快適です。

Surface Pro3 は外出先専門にして(といっても出先でPCを使うことは帰省時以外はほぼないのですが)、自宅作業ではもっぱらIdeacenter 510Sを使っています。

 

新規記事が公開された際のお知らせメール配信サービスを開始しました。
新規記事公開通知の登録/登録解除はこちら

この記事が気に入ったら「応援する」ボタンをクリック

応援する
クリックいただけると励みになります!PVアクセスランキング にほんブログ村
レクサス車をご検討の方

レクサスでは基本的に車両本体・メーカーオプションの値引きはゼロですが、既存オーナーからの紹介を受けることによって、ディーラーオプションのサービス等の特典が受けられます

紹介キャンペーンの詳細はこちらにまとめています。

あわせて読みたい
【レクサスをご検討の方へ】既存オーナーからの紹介キャンペーン レクサスでは基本的に車両本体・メーカーオプションの値引きはゼロですが、既存オーナーからの紹介を受けることによって、ディーラーオプションのサービス等の特典が受...

当方からディーラーのご紹介が可能ですので、都内近郊でレクサス車をご検討中の方はお問い合わせよりご連絡くださいませ。

自動車保険の見直しがオススメ

愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?

それは「自動車保険の見直し」です。

車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)

私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。

ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。

東京海上との差額は何と4万1,320円!

同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました

保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。

安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。

自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)

自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!

加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。

上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。

一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。

そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結

できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!

自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX

実際に加入した私の保険見積書も公開しております!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内在住の30代の会社員。ブログ「LIFE with NX」を運営しています。

レクサスNXオーナーとして、純正の上品さを崩さず、カスタマイズしていきます。

コメント

コメントする


スパム対策のため、日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

目次