先日の記事で予告していた、レクサスのコンソールボックスに装着する、おくだけ充電(Qi)キットが到着しましたので、レビューをお届けします。
おくだけ充電とは?
「おくだけ充電」は、ワイヤレス給電規格の1つで、正式な規格名称が「Qi(チー)」です。
「おくだけ充電」はQi規格に準拠したワイヤレス充電機能のNTTドコモの登録商標です。
Qi規格は、最近のAndroidスマートフォンに加えて、AppleのiPhone8以降の機種でも対応するようになった、ワイヤレス給電の業界標準といってもいい規格です。
最近のレクサス・トヨタ車の一部車種では、メーカーオプションでおくだけ充電が搭載できるようになっています。
レクサスNXにもメーカーオプションで用意されており、24,200円(税込)となっています。
メーカーオプションですので、車両注文時に発注しなかった場合は装備することができず、純正部品を用意しての後付けは部品代やコンソールボックスの分解難易度などを考えた場合は現実的ではないので諦めざるを得ません。
今回のおくだけ充電キットは、メーカーオプションでおくだけ充電を選択しなかった方向けに、コンソールボックスの底面に、カプラーONでおくだけ充電の機能を付加できるキットです。
私自身、おくだけ充電キットは対応機種の少なさもあって車両注文時には選択しなかったのですが、iPhoneをはじめスマートフォンの対応機種が増えてきましたので、私同様に追加したいと思ってらっしゃる方もいると思います。
おくだけ充電キットの内容
レクサスNXのコンソールボックス底面にセットするトレイにQi充電器が内蔵されています。
NXのアクセサリーソケットに割り込みするカプラーが付属しており、簡単に装着が可能&純正のアクセサリーソケットも併用することができる優れものです。
充電台に敷くゴムマットが付属しているので、ずれや振動が防止できるようになっています。
マットの角部分が微妙にトレイとあってないのはご愛敬ですね…。気になる方はカットしてください。
割り込みカプラーが長いのがやや気になりますが、短いよりはいいので、気になる方はビニールテープなどで束ねておくのがよいかと思います。また、割り込みカプラーにはあらかじめヒューズがセットされていますので、安全面にも配慮した設計になっています。
車両への取り付け
取り付けの手順
車両への取り付けはいたって簡単です。
コンソールボックスのフロント側のパネルを、引っ張り外します(クリップで止まっているだけなので簡単に外せます)。
アクセサリーソケットの接続されているカプラーに、おくだけ充電キットのカプラーを割り込ませます。
私の場合はアクセサリーソケットから色々電源を取っているのでちょっとごちゃごちゃしています…汗
あとはパネルを戻してトレイをコンソールボックス底面に、おくだけ充電キットを固定すれば取り付け完了です。
フロントパネル部分は、実は下に隙間が少しあるので、おくだけ充電キットからの配線を通すことができるようになっています。
車種専用だけあって純正オプションのような感じですね。
通電していると、インジゲーターが青に点灯します。なかなかオシャレですね。
フィッティング
トレイがアクセサリーソケットやUSBソケット部分の出っ張りを避ける形状になっているので、おくだけ充電キットを装着しても、アクセサリーソケット/USBソケットはそのまま利用可能です。
ただし、少しだけアクセサリーソケットにトレイカバーが干渉します。
これは、海外仕様と日本仕様のNXでコンソールボックスフロント側パネルの形状が異なるために発生しています。実は、海外仕様と日本仕様で、アクセサリーソケットとUSBポートの位置が逆。
日本仕様では右がUSBで左がアクセサリーソケットですが、海外仕様(左ハンドル仕様)では逆の配置になっています。そして、ソケットの位置は左右対称ではなく、USBポート側が少し広めになっているのです。
海外仕様向けに作られているので、USBポート側の幅の広いカバーがアクセサリーソケットに干渉するというわけです。
干渉はアクセサリーソケットの外周部分ギリギリで、ソケット穴部分に干渉しているわけではないので、通常通りアクセサリーソケットは利用可能です。
スマホを置いてみた
通常よりも充電時間を短縮できる急速ワイヤレス充電に対応しています。。
なお、ワイヤレス充電のトレイ部分の大きさは約15cm×8cmです。iPhone Pro MAXなどの大きな機種では充電できない可能性がありますので、ご注意ください。私のGalaxy Note 9(約162×約76mm)では縦がギリギリはみ出るくらいですが、ワイヤレス充電は可能です。
ちなみにスマホで隠れてしまっていますが、充電中はインジゲーターが緑で点灯するようになっています。
おくだけ充電キットの評価と感想は?
車種専用設計だけあって、カプラーON&スッキリした見た目で非常に良いです。純正然が好きな私の好みにピッタリ。
海外仕様のため、微妙に干渉する部分はあるものの、アクセサリーソケットやUSBソケットが使えなくなるといったこともなく、欠点も特に見当たりません。
また、上部の純正トレイも使用することが可能です。
純正メーカーオプションを選択しなかった方で、おくだけ充電キットに興味がある、純正オプションのように設置したいという方にはオススメのキットです。
満足度:★★★★★
難易度:★☆☆☆☆
作業時間:5分
おくだけ充電キットの販売について
おくだけ充電キットは日本国内では販売されていませんので、通常入手が不可能な商品です。
装着したいという方のために販売ページをご用意しましたので、ご興味のある方はご覧ください。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
実際に加入した私の保険見積書も公開しております!
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