年末の記事で告知していましたウェルカムモーションユニットのカスタムバージョンが完成しました。
12月に一度検証をしており、その時点での不具合の修正をしていたのですが、無事検証が終了しました。
カスタムバージョンはその名前の通り、既に発売済みのウェルカムモーションユニットに機能を追加し、設定を変更した上位版となります。
なお、カスタムバージョンは鼓動点滅ユニットなどのように”version 2″とはせず、価格や機能がかなり異なるためそのまま通常バージョンも併売いたします。
ウェルカムモーションユニットについて
まず、ウェルカムモーションユニットについてご存知ない方は、こちらから概要をご覧ください。
カスタムバージョンも、CAN通信を利用して車両を制御するという仕組みは全く同じで、カプラーONで取り付けという特徴もそのまま継承しています。
ウェルカムモーションユニットカスタムバージョンの機能
ウェルカムモーションユニットとの違いを表でまとめました。機能が異なっているセルに色を付けています。
以下、順番に説明していきます。
本体デザイン
本体デザインは、通常バージョンから小型化しております。
通常バージョンでもコンパクトなサイズで全く問題ないのですが、ほぼハーネスといった形状になりました。内部は超集積・専用チップを載せた専用回路・基板となっています。
ステッカーも見分けられるように「Customized」のCを取ったマゼンタカラーのシルバーステッカーに変更しています。
ウェルカムライト機能
ウェルカムライト機能自体は同じですが、点灯時間を通常モデルの15秒から30秒に変更しました。個人的にもう少し長めにしたかったのと、スマートキーで少し離れた場所からアンロックした際の使い勝手などを考慮しての変更です。なお、ウェルカムライト機能動作中にロックした際は、ロック後5秒後に消灯します(通常モデルも同様)。
通常バージョンからの大きな違いとして、点灯するライトにフォグライトも追加しました。通常モデルの、L字ポジション、ヘッドライト(ロービーム)、テールライト、ナンバー灯に加えて、フォグライトも点灯させることが可能です。ドレスアップ効果はもちろんのこと、フォグライトはロービームと違ってより車両近辺の道路面を照らしますので、夜間乗降時の利便性が向上しました。なお、カミングホームでもフォグライトは点灯します(他の灯火類同様エンジンOFF時に点灯していた場合に降車後も点灯を延長)。
また、ウェルカムライト機能は、アンロックボタンをシングルクリック(1回押し)かダブルクリック(2回押し)かで、点灯する灯火類を変更することが可能です。
シングルクリック時は、L字ポジション、ヘッドライト(ロービーム)、テールライト、ナンバー灯、フォグライトが点灯します。ダブルクリック時は、ヘッドライト(ロービーム)、フォグライトは消灯し、L字ポジションとテールライト、ナンバー灯のみが点灯します。ポジションライトのみ光らせたいという要望があったために機能追加しました。
カミングホームライト機能
カミングホームライト機能では、アンロック操作後の自動消灯までの時間を5秒から15秒に変更しております。これも個人的な好みなのですが、通常モデルよりももう少し点灯時間が長い方がいいなと感じたための変更です。30秒もテストしましたが、30秒だと長すぎて「故障?」と心配になったために15秒としました。
上で記した通り、カミングホームライト機能でフォグライトも点灯延長するようになりました(通常モデルはヘッドライト/フォグライトが点灯していた場合、フォグライトは消灯になりヘッドライトのみ点灯延長)。
遠隔クラクション機能
アンロックボタンをトリプルクリックすることで動作する機能です。クラクションが短く2回鳴ります。
これは大きなショッピングモールなどで自車位置が分からなくなった時などに使うことを想定しています。もちろんスマートキーの電波が届く範囲ということになるので、万能ではありませんが…(それよりも駐車位置覚えておけという…)。
窓閉め忘れ防止機能
エンジンOFF時にサイドウィンドウが開いていた場合に、自動でサイドウィンドウを閉じる機能です。窓の閉め忘れがなくなります。
なお、ムーンルーフについては対応しておりません。プログラム製作者に確認したところ、RXなどのマルチパネルムーンルーフであれば制御可能とのことですが、NXのような1枚のムーンルーフは制御できないとのことです。ムーンルーフについても制御自体は入れているので、もしかするとRXなどでは動作するかもしれません(NXのムーンルーフでは動作しないことは実車で確認済みですが、RXでは未確認)。
リバース連動ハザード機能
以前アンケートを行ったリバース連動ハザード機能の有無を、出荷時に選択可能です。
シフトをリバースにすると自動でハザードが点滅します。機能の選択をON/OFFできるのは出荷時のみで、出荷後は設定変更できません。
リバース連動ハザード有を選択した場合、リバース連動ハザードは車検には対応しておりませんので、車検時にはユニットを取り外していただく必要があります。
特に指定がない場合は、OFFで出荷します。
開発にあたって
今回もウェルカムモーションユニット同様、外部の専門業者にプログラムと基板の製作を委託しております。
下記のようなシーケンス図で機能概要を伝えて、指定した通り実装いただきました。
ご覧いただければ分かる通り、ウェルカムライト機能・カミングホームライト機能だけでもかなり複雑な処理となっており、今回機能追加とあわせてほぼプログラムの書き換えが必要になったため、製作委託費がかなり高額になってしまいました汗。その分ユニット本体の価格に反映させていただいております。
正直、需要や採算度外視で自分の欲しいものを作りました笑
ここまでの価格は…という方もいらっしゃると思いますので、通常モデルもこれまで通りの価格で販売継続いたしますので、機能と価格にご納得いただけるほうを選択いただければと思います。
販売価格
24,800円(普通郵便送料込み)
+500円で追跡可能な特定記録郵便に変更可能です。
また、高額な商品となりますので、着払いになりますがヤマト宅急便での配送も可能です。ヤマト宅急便希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。
対応車種
検証済みなのは私のNX(2018年3月式、”I package”)のみとなります。
他車種対応は不明です。基本は通常バージョンと変わらないので、ウェルカムモーションユニットで動作報告されている車種であれば動作する可能性は高いと思いますが、動作の保証はできかねますのでその点ご了承くださいませ。
(通常バージョンも注意事項に記載の通り動作保証しているわけではありませんが…)
カスタムバージョンはモニター販売などは実施する予定はありません。
注文方法
注文専用フォームにご入力ください。
その際、ハザード連動機能が必要な場合は、仕様欄にご記入ください。ない場合はハザード連動機能はOFFで製作させていただきます(後からの変更不可)。
部品発注と当方の予定の都合上、販売再開したウェルカムモーションユニットの通常版同様、1月20日(水)入金分までの対応とさせていただきます。
その後の販売については状況を見てとなりますが、2月中旬頃までは受付けは難しいと思います。
動作の動画は今後製作予定
いつも通り装着後の動作を解説した動画を作成する予定です。
撮影・編集が終わり次第公開しますので、しばらくお待ちください。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
上の3つのサイトで申し込めば主な保険会社は網羅できます。
自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
一括見積サイトで申し込むと、順次メールで各社見積が届きます。
(早い会社は即時、遅い会社でも数時間後には届きました。)
メールのみで電話での営業も一切ないので安心です。
そのままメールからウェブサイトで保険の申し込みができます。
ウェブサイト上で特約や保証額を必要な内容に調整し、全てネットで完結。
できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
万が一に備えた上で、安心・安全なカーライフを楽しみましょう!
自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
実際に加入した私の保険見積書も公開しております!
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