オリジナルパーツの動作検証はどんなことをしているのか?

オリジナルパーツの動作検証はどんなことをしているのか?

LIFE with NXからのお知らせ①

鼓動点滅ユニット”version 2″が完成しました。即納可能なフリー在庫はあと僅かとなりました(9/4)。
注文はこちらをご覧ください。

LIFE with NXからのお知らせ②

タイヤ空気圧表示ユニットの10月中旬~下旬納品分は完売しました。現在は10月下旬~11月初旬納品分を受付中です。
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LIFE with NXからのお知らせ③

ウェルカムモーションユニットが完成しました。注文受け付け中です。
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今回は検証が終了し、完成したウェルカムモーションユニットに関連して、オリジナルパーツの動作検証はどのようなことをしているのかといったことを書いてみたいと思います。

ウェルカムモーションユニットの概要についてはこちら

動作検証の目的

動作検証をする目的は2つあります。

要件定義の再現性

1つ目は、要件定義した動作が正確に実現できているのか、という点です。

今回のウェルカムモーションで言えば、「アンロック操作をした際に15秒間ポジションライト/ヘッドライト/テールライト/ナンバー灯を点灯させ、15秒後に自動消灯する」という機能があるわけですが、この動作がきちんと動作するのかといったことを繰り返しテストしてみて、問題がないか確認します

ウェルカムモーションユニットはL字ポジションとヘッドライトの点灯が可能

アンロックと言っても、スマートキーのボタン操作のほか、ドアノブタッチセンサーや、車内のアンロックスイッチを押したり、DレンジからPレンジにした時など様々な場面でアンロックがあるので、そうした動作ごとにおかしな挙動がないか検証していきます。

単にドアロックモーターやアンロック線に電流が流れたことを検知…だと色々な場面で点灯してしまうことになりますから、スマートキーでのアンロックにだけ反応しているかの検証は念入りに行います。

また、15秒以内に再度アンロック操作したらどうなるか、15秒後に自動消灯した後に再度アンロック操作したらどうなるか…など、定義した動作が確実に動作するかを細かく検証していきます。

もちろん、正しく動作する条件下で、点灯するはずのライトが全て点灯しているか(=テールだけ不点灯などがないか)なども検証を実施。

さらに、シチュエーション別での動作も検証しています。例えば、時間帯や場所、ライトスイッチの位置(OFF/AUTO/ポジション/ヘッドライトやフォグのON/OFF)によって動作がどう変わるのかなども検証し、どのような挙動になるのかも確認します。

通常は明るい場所でライトスイッチがAUTOの場合、灯火類は点灯しません(照度センサーが反応しない)。そのため、明るい場所でウェルカムライト機能が動作するか不安がありましたが、問題なくL字ポジションやヘッドライトを点灯させることが出来ました。想定通り動作して一安心。

ディマースイッチは常時AUTOにしている方が一番多いと思いますので、AUTOで動作することを念頭に置いていますが、ほかのスイッチ位置でどうなるかは検証してみないと分かりませんでした。このあたりの検証結果をもとにマニュアルを作成しています。

このように各動作が様々なシチュエーションにおいて、要件定義通りに動作するのかを検証しています

不具合の有無

目的の2つ目は、不具合がないかの確認です。

装着することで、車両の挙動がおかしくなったり、メーターに警告灯が付くようなことがあってはならないので、不具合がないか念入りに検証する必要があります

不具合の検証は重要(画像はイメージです))

ウェルカムモーションユニットはロック/アンロックや灯火類に関するCAN通信に介入していますので、エンジン始動中の灯火類の動作やロック/アンロックに問題がないかなどを中心に検証しています。ウェルカムモーションを付けたことで、スイッチをAUTO位置にしているのに暗くなってもライトが自動点灯しない…などは困りますから、不具合の検証は動作の再現性の検証以上に重要と言えます。

基本的に電装系のパーツの場合は、不具合があればエンジンONした瞬間におかしな挙動(一番多いのはメーター内にエラーメッセージが表示される)をすることが多いのですぐ分かりますが、LED系の場合は電圧や熱などの問題もありますので、しばらく走行して問題ないかどうか確認しています。

今回は昼夜で走行しながらライトスイッチを操作し、予期していない動作がないか、純正動作に問題がないか検証しました。

結果的には、ウェルカムモーションユニットについては純正動作に影響するようなこともなく、正常に動作することが確認できたので良かったです。

動作検証のまとめ

オリジナルパーツの動作検証は出来るだけ色々な場面や操作を想定して実施しています

オリジナルパーツは、車両の独自の仕様など様々なことが原因で、想定外のエラーが出ることがあります。例えば、鼓動点滅ユニットの開発では、イルミ信号線がPWM制御でかつエンジンOFFに必要な信号が流れていたので、回路/プログラム上で工夫が必要だったり…。

もちろん自分のプログラムや基板設計ミスでうまく動作しないこともあります。UXのワイパー移植では何度か基板設計をやり直す羽目に…。

一方、色々動作や不具合を想定しておくと不具合報告や相談があった際に原因箇所を迅速に特定できるというメリットもあります。不具合内容を聞いただけで、ACCがおかしいのでは、など原因部分の切り分けが可能なのは、設計含めて色々理解しているからですね。

プロではなく素人の趣味の延長で作っている部分もありますので、絶対に不具合がないとは言い切れませんが、色々な操作や環境を想定して動作検証をしっかりやることで、完成度が高くかつ安心できるものになると思っています。
もし不具合があった場合は、出来る範囲でベストな対応をするようにしていますので温かい目で見守っていただければ…

みんカラでもプログラムや基板まで作って車弄りをしている人はあまり見ないので(ユニバーサル基板を使ってる方はいますが、オリジナルのPCB基板は見たことないですね…)、もし同じようなことをしてみたい方がいれば参考になれば幸いです。

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