レクサスNXに約1年半ぶりとなる特別仕様車“Bronze Edition”が設定されました。
ちなみに過去の特別仕様車は、2016年9月に”Urban Style”、2018年9月に”Black Sequence”が発表されています(”Black Sequence”の紹介記事はこちら)。
今回は“Bronze Edition”という仕様で、一部は”Black Sequence”同様の装備ですが、内装オーナメントやステッチには特別仕様車専用色が取り入れられるなど、気合の入った内容となっています。
同時にレクサスUXにも特別仕様車“Blue Edition”が設定されていますが、当方はNXオーナーであることからひとまずNXからレビューしたいと思います。
レクサスNX特別仕様車“Bronze Edition”の概要
早速特別仕様車の概要を見ていきましょう。
NXの特別仕様車はNX300“I package”をベースに、ブロンズ塗装のアルミホイールを採用。LEXUS独自の塗装により、繊細かつ重厚な金属質感を表現しています。さらにインテリアにもブロンズカラーの専用オーナメントパネルやステッチをあしらうなど、内外装をブロンズカラーでコーディネートし、NXのスポーティさにエレガントな印象を与えました。さらに、特別仕様車専用ブラック塗装のスピンドルグリル&フレーム、およびボディカラー同色のフェンダーアーチモールなどを採用し、すっきりとした外観としています。また、パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]、ブラインドスポットモニター[BSM]、リヤクロストラフィックアラート[RCTA]を標準設定し、安全性にも配慮しています。
出典:レクサス公式ウェブサイト
まず今回の特別仕様車のベースとなるのは、NX300“I package”となります。レクサスNXの中でも、三眼LEDヘッドライトやシーケンシャルウィンカーを装備している一番お買い得なグレードですね。
管理人のDAIPONの愛車もNX300“I package”となります。

“Bronze Edition”はNX300のみの設定で、ハイブリッドのNX300hの設定はありません。
主な特別装備は下記の通りとなっています。安全装備も含めて必須のオプションが標準となっているので、非常に魅力的な仕様となっています。
NX300 特別仕様車 特別装備
- スピンドルグリル&フレーム(特別仕様車専用ブラック塗装)
- 225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝)
- フェンダーアーチモール(カラード)ボディカラー同色
- オート電動格納式ドアミラー(ブラック塗装)
- ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
- オーナメントパネル(特別仕様車専用ブロンズフィルム)
- L texシート(ブラック・特別仕様車専用ブロンズステッチ)
- 特別仕様車専用ブロンズステッチ(シート・インストルメントパネル・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール・ドアトリム等)
- インテリア[ルーフ/ピラー]カラー(ブラック)
- ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
- パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]
- ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
ちなみに、レクサスNXのオススメのメーカーオプションはこちらをご覧ください。

レクサスNX特別仕様車“Bronze Edition”のエクステリア
“Bronze Edition”というだけあって、ブロンズカラーが差し色として効果的に使われており、ソニックチタニウムのボディカラーがプロモーションカラーとなっています。
ソニックチタニウムは見る角度によってゴールドっぽく見えたり、シルバーっぽく見えたりする不思議な色で、陰影が非常にクッキリ出るので、シャープなシルエットのレクサス車には非常に似合うカラーとなっています(おまけに汚れが目立たないのも◎)。
自分はソニッククォーツにしましたが、ソニックチタニクムとはかなり悩みました。
225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝)
通常仕様車でもブロンズカラーのホイールは”version L”のみ税別27,500円でメーカーオプションとして選択できるのですが(”I package”は選択不可)、特別仕様車は標準でブロンズカラーのホイールになっています。
“I package”標準は17インチで、通常の18インチ切削光輝ホイールが+38,500円のメーカーオプションです。
フェンダーアーチモール(カラード)
通常は無塗装樹脂となるフェンダーアーチモールがボディカラー同色となります。
ディーラーオプションでも用意されていますが、税込154,000円もする高額オプション。
フェンダーアーチモールがボディカラー同色になると一気に質感が高くなりますね。
なお、フェンダーアーチモール(カラード)は”Black Sequence”でも装備されていました。
スピンドルグリル&フレーム(特別仕様車専用ブラック塗装)
通常はメッキ+ガンメタリックとなるスピンドルグリルがブラック塗装となります。
グリル内部だけでなくフレームまでブラックとなり、グリルが大きくなって迫力が増します。
こちらも”Black Sequence”で装備されていました。
オート電動格納式ドアミラー(ブラック塗装)
”Black Sequence”でも装備されていたブラック塗装のドアミラーが装備されています。ボディカラーがグラファイトブラックガラスフレークの場合は、ボディカラー同色のグラファイトブラックガラスフレークとなり、それ以外の場合はソリッドのブラックとなります。
“F SPORT”と同じ仕様でもあります。
ブラック塗装のドアミラーになることでスポーティーかつ精悍な印象になります。
なお、ドアミラーカバーは交換が簡単で、自分もブラック化しています。

ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
”Black Sequence”初登場したドアミラー足元照明が“Bronze Edition”でも装備。
自分も後付けしたのですが、夜間に非常に目立つので満足度の高い装備です。

レクサスNX特別仕様車“Bronze Edition”のインテリア
続いてインテリアです。
オーナメントパネル(特別仕様車専用ブロンズフィルム)
今回これまでの特別仕様車と大きく違うのが、専用のオーナメント加飾として、ブロンズフィルムが用意されたという点です。
これまでは、通常のシルバーフィルムかダークフィルムでしたので、かなり印象が異なりますね。
ラクジュアリーな雰囲気で非常に好みです。
特別仕様車専用ブロンズステッチ(シート・インストルメントパネル・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール・ドアトリム等)
あわせて、各部のステッチもブロンズカラーになっています。
ステッチがブロンズのオーナメントや金属調加飾とマッチしていて非常にカッコイイですね(メーターフードにもブロンズステッチが…)。ラグジュアリーであり、ブラックにブロンズの組み合わせがスタイリッシュでもあります。
また、ルーフライナーがブラックになっているのもポイント。”F SPORT”ではブラックになりますが、それ以外の“version L”や”I package”では、ブラック内装を選んでも通常はベージュカラーのルーフライナーになります。
内装の統一感があがり、シックな仕上がりとなっています。
これはかなり好みです…。
オーナメントパネルは、助手席ダッシュボード部分は単品で部品供給がありますが、ドアトリム部分は単品での部品供給がなく、ドアパネル一体での提供となりますので、非常に高額となります。したがって、部品取り寄せでの対応は非常に難しいと思われます。
シート自体は、通常の”I package”と同じく、合成皮革のL texシートとなります。
レクサスNX特別仕様車“Bronze Edition”のその他の装備
今まで見てきたエクステリア・インテリアの特別装備以外に、下記が特別装備されています。
ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]
ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]、ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]については”I package”にもオプションで装備可能です(それぞれ税込28,600円、税込66,000円)。必須とも言える安全装備オプションなので、標準装備は嬉しいですね。
また、ハンズフリーパワーバックドアは”version L”と”F SPORT”専用の装備(標準装備)で、”I package”にはオプションでも選択できない装備です。
自分はイージーオープンキット

まとめ:レクサスNX特別仕様車“Bronze Edition”は買いか?
最後に“Bronze Edition”の価格です。
“Bronze Edition”は2WDで税込4,900,000円となっています。
ベースとなる”I package”が税込み税込4,690,000円ですので、差額は21万円ということになりますが、果たして特別仕様車はお得なのか計算したいと思います。
追加特別装備を金額換算
まずは、金額換算が比較的容易なものから(金額は全て税込)。
フェンダーアーチモール(カラード)ボディカラー同色→154,000円
225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝)→43,500円
(切削光輝ホイールが38,500円でブロンズカラー上乗せとして5,000円で計算)
パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]→28,600円
ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]→66,000円
ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)→16,500円
(RAV4のメーカーオプション価格から推定)
この時点で合計308,600円と、既に差額を大きく上回っています。
部品単位で金額換算しやすいものがこちら。
スピンドルグリル&フレーム(特別仕様車専用ブラック塗装)→90,000円
オート電動格納式ドアミラー(ブラック塗装)→7,000円
ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)→24,000円
これらは部品単位で後付けのために調達したら…ということですので、実際にはここまでの差額はありませんが、少なくとも4万円程度の差額分はありそうですね(ドアミラー足元照明は単純に追加になりますので)。
最後に金額換算がしにくいもの。
オーナメントパネル(特別仕様車専用ブロンズフィルム)
L texシート(ブラック・特別仕様車専用ブロンズステッチ)
特別仕様車専用ブロンズステッチ(シート・インストルメントパネル・ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール・ドアトリム等)
インテリア[ルーフ/ピラー]カラー(ブラック)
インテリア系の特別装備は価格が算出しにくいのですが、少なくとも2万円程度の差額分はありそうです。
やや管理人の独断による部分もありますが、“Bronze Edition”は最低でもベースの”I package”から36万円程度の装備が追加されており、差額が21万円であることを考えると、非常にお買い得になっていると言えそうです。
ブロンズカラーの差し色によって、グっとシックでラグジュアリーになったNXは非常に魅力的だと言えるのではないでしょうか。
特別仕様車を購入する際の注意点
特別仕様車は非常に魅力的ですが、注意点もあります。
懸念されるのは、今年の年次改良でナビがAirPlay/Android Autoに対応する可能性がかなり高いという点です。
あくまで予想ですが、昨年10月のレクサスRCの年次改良でAirPlay/Android Autoに対応したことから、NXも年次改良でAirPlay/Android Autoに対応する可能性はかなり高いと思っています。
レクサスのナビは優秀ですし、購入後3年間は無料かつネット経由での地図更新も可能ですから、AirPlay/Android Autoがなくてもそれほど問題はありませんが、最新の仕様が気になる!という方は年次改良まで待った方がいいかもしれません。
ただし、年次改良時には特別仕様車は確実に終売していますので、差額での装備の充実が気になるのであれば、十分買いだと思います。
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レクサスでは基本的に車両本体・メーカーオプションの値引きはゼロですが、既存オーナーからの紹介を受けることによって、ディーラーオプションのサービス等の特典が受けられます(ディーラーによりますが…)。
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当方からディーラーのご紹介が可能ですので、都内近郊でレクサス車をご検討中の方はお問い合わせよりご連絡くださいませ。
愛車の維持費を大幅に削減する方法をご存知ですか?
それは「自動車保険の見直し」です。
車の購入と同時に必須となるのが自動車保険。
位置づけは”任意”保険ですが、レクサスオーナーで加入しないという方はいないと思います。
(個人的にはレクサス車に限らず無保険車はありえないという認識です)
私のレクサスNXが加入した自動車保険の保険料は、495万円の一般条件の車両保険(フルガード)、495万円の車両新価特約、弁護士特約、ロードアシスタンス特約に加入した上で、年間3万7,380円でした。
ちなみに当初見積した東京海上日動の自動車保険は、ほぼ同条件の見積内容で年間7万8,700円でした。
東京海上との差額は何と4万1,320円!
同じ保証内容で保険料を半額以下に抑えることができました。
保険料を4万円も抑えることができたのは、ダイレクト型(別名:通販型/ネット型)の自動車保険を利用したからです。
ダイレクト型がなぜ安いのかはこちらの記事を参照ください。
安く抑えるためには、複数の保険会社の比較が基本。
今回は複数社に一度に見積が依頼できる無料の一括サイトを使って申し込みました。
具体的にはこちら2つのサイトで見積を依頼してみました。
●自動車保険一括見積もりサービス インズウェブ(SBIホールディングス)
●自動車保険一括見積もり依頼サービス 保険スクエアbang!
加入者の年齢や保障内容によって、保険料は異なってきますので、実際に見積を取って確認してみてください。
同じ保証内容でも、30代ではA社が安いのに、40代ではB社が安いといったこともあります。
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自分の場合、安かったのは、チューリヒとセゾン自動車火災(おとなの自動車保険)。
保険料がほぼ同じだったので、最終的にロードサイド特約が充実していたセゾン自動車火災にしました。
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できればお世話になりたくはない一方で非常に重要な自動車保険。少し工夫するだけで大幅な節約が可能です。
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自動車保険を節約する詳しい方法は、こちらの記事を参照ください。あわせて読みたいレクサスNXの自動車保険を車両保険付きで3万円台した方法 – LIFE with NX
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